そうだ!日記を書こう

久しぶりに日記を書こうと思って、このブログを開き「記事を書く」ボタンを押してみた。……………ボタンを押してみてから、早幾星霜。めっきり白髪が増えました。って、しまった!俺はものすごく後悔した。何が?って何も書くことがないのだ。

何でだろう、あんなにも日記が書きたかった筈なのに。日記を書いて楽しい気分になって、ちょっとスッキリしてフゥって息を抜いて、ほどなく訪れるあの幸せな虚脱感を得たかったのに。それを強く求めていましたのに…。それがこのざまだよ。どうかしてる。わかった。俺は甘かった。甘かったんだ。敗因は歴然。俺は日記を書いた先にある快楽を安易に得ようとしてしまっていたのだ。それが駄目だったんだ。日記を書けば簡単に快楽が得られる。そんなことを期待していた。しかし、現実は違う。そんな簡単には快楽にはたどり着けない。努力が必要だったのだ。思考、思考、思考。思考を重ねてはあーでもない、こーでもないと首をひねり、書いては消し、書いては消し、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、ちぎって鼻毛、ちぎって鼻毛を繰り返す、そんな辛い試行錯誤。文章を書くという行為を前にしたとき、人は必ずそんな辛くも苦しい試行錯誤を眼前に突きつけられる。逃げたいです…。そういうの面倒くさいですし。つって、面倒くさがって苦しいことから逃げていたら、いつまで経ってもそいつは実を享受できない。それじゃ駄目だ。さじを投げる奴が何かを手にするってことは未来永劫ありえない。勝ち取る奴ってのはいつだってそうなんだ。何かを勝ち取るためならどんな困難にもポンと身を投げ出すことが出来る奴だ。手段を選ばない奴だ。苦しいことからも逃げ出さない奴だ。俺にはそれがなかった。。畜生!

俺は自分自身の心の弱さに負けた。だから今日は日記が書けない。自分を鍛えて、もう一度日記に挑戦しよう。そう心に決めた。うん。という訳で、とりあえず今日は苦しい思いして日記を書くことは諦めて、AVでも見て右手でレゾンデートルをシュッシュしてスッキリして寝たいと思います。それでは皆さん債権!ちがった。再見!



fin.